【新】 FLW-1500MT
板金溶接のNEWスタンダード
～高出力化とウォブリングで広がる加工範囲～
特長
ファイバーレーザ溶接のメリット
「ファイバーレーザ溶接はひずみが違う」
ファイバーレーザ溶接は従来のTIG溶接と比べ、材料に対する熱影響が少ないため、焼けやひずみを大幅に軽減することができ、溶接の後仕上げ工数を大幅に削減することができます。
「ファイバーレーザ溶接は溶け込みが違う」
ファイバーレーザ溶接は従来のTIG溶接と比べ、エネルギー密度が高く、狭く深い溶け込みの「キーホール溶接」となるため、深溶け込みによる厚板(t4.0)や薄板を低ひずみで溶接するなど、幅広い加工領域に対応します。
高出力化による溶接能力向上
溶接能力比較
当社従来機と比べ、高出力化に伴い、大幅に溶接能力が向上しました。
SUS,AL共に板厚4mmを貫通可能。また、脚長も最大2mmまでつくることができます。
これにより、加工領域が大幅に拡大しています。
溶接速度比較
当社従来機では、板厚が大きくなるにつれ、材料に熱を入れるために、溶接速度を落とさなければいけませんでした。
FLW1500MTでは、最大板厚4mmの領域でも高速溶接が可能です。
新機能：ウォブリング機構搭載
レーザビームを左右に振ることで、幅の広いビードの形成が可能。
すき間への対応力が向上するとともに、安定したフィラー溶接を実現します。
ワイドレンジな溶接能力
高出力化とウォブリング機能等を用いることで、当社従来機に比べ、加工範囲が大幅に拡大。精密板金だけでなく、幅広い製品に適応可能になりました。
熟練いらず、簡単レーザ溶接
トーチ先端のカーボンノズルをワークに接触して溶接を行うため、作業者によらず安定した操作が可能。
ワーク非接触時は危険防止のため、レーザビームが停止します。
操作端末の専用アプリにて、加工条件の設定が可能です。
納入時に材質板厚ごとに、標準条件が搭載済みです。
また、カスタム条件では、お客さま独自の条件登録が可能です。